第33回 放射線環境・安全に関する研究会のご案内
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主催 特定非営利活動法人 放射線環境・安全カウンシル
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話 題:
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岡山における222Rn及び気象要素の同時観測
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要 旨: |
岡山県は、原子力機構人形峠環境技術センターからのウラン漏洩の監視のため、1979年以来その周辺に設置した3観測局舎において大気浮遊塵中の全放射能濃度を連続測定している。大気浮遊塵を濾紙上に集めた後7時間経過してから測定するため、殆んど、大気中に存在する220Rnの子孫核種である212Pbが濾紙上で崩壊して出来た212Bi及び212Poのα放射能を測定している。そのため、換算が必要であるが、大気浮遊塵中の212Pbの放射能濃度を連続
測定していることになる。その変動は気象状況によって大きく左右されており、その変動と気象状況の関係を解明するため、1995年度から1998年度まで、大気中において大気浮遊塵中の212Pbとほぼ同じ挙動を示す222Rnと大気境
界層内の気象要素の同時観測を、人形峠環境技術センター周辺及び岡山県
南部において各3日間〜2週間行った。ここでは、その観測について紹介する。
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話題提供者: |
片岡敏夫 (気体分子運動論の部屋、放射線安全・環境カウンシル)
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日 時: |
平成30年3月 2日(金) 15:00〜17:00
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場 所: |
名古屋市 市民活動推進センター 集会室
名古屋市中区栄三丁目18番1号
ナディアパーク デザインセンタービル6階
URL:http://www.n-vnpo.city.nagoya.jp/
(開催場所が集会室になっていますので、注意をしてください。)
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参加資格: |
特にありません。NPO法人会員以外の多くの方の参加を希望しています。
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